くがつのとまと
諸説映画と話したように諸説映画という日本語が似合う作品ではないかと感じた。
1.作品が作られるまで
何か新人で作品作るか〜から始まり何を映画にするか〜となる。
何にも思いつかねえってなった時ふとPOV(当時POVという手法だとは知らなかった)を思いつきこれでいくかとなる。
その後、夢で自分が変な女性になった夢をみる。この2つを足して良さげものを作れるのではないかと考えた。個人的にハッピーエンドのような明るい系よりも暗い系のほうが好みなのでそれでいきたいなとまとまる。加えて、観客に1から100までご丁寧にみせる映画が好きではなく、観客にみせすぎない映画がいいと考えたのと、映画の終わりをオシャレにしたいと思った。これで大まかなプロットが決定した。
2.タイトルの理由
書き始める前はもちろん,書き終わっても題名は未定であった。いいタイトル思いつかねえと考えながらスーパーに行った際青果コーナーで輝きを感じる。まず野菜の名前を入れようと決意する。その後帰り道「○月の野菜名」というタイトルがオシャレじゃないかと。加えて野菜と月が旬の関係じゃないもの、語呂がいいもの、野菜のみためが美しいものを考察したところ「くがつのとまと」という題名にいきついた。タイトルと映画内容の相関がなくてオシャレと当時かなり満足していたのを覚えている。
3.書き終えた後
おおよそ15分-20分の作品になるだろうと考えた。見返してこんなに観客にみせなくてもいいなと感じ、登場人物、セリフ、登場人物のバックグラウンドなどを大幅に省略した。3分の1サイズになった。
4.オープニング
元々撮るつもりなかったけど映画以外の映像にも興味があり撮りたいってなった
主演のかわいい女の子をかなり汚してしまったが、彼女の献身的な協力を始め班員の協力のもとまあまあカッコいいのが撮れたのではないか?アボガドロは絶対6月頭の撮影の時に駒場いてパクった、勘弁してくれや笑
このオープニング結構いろんな人に褒めてもらった。本編よりも あれ…😅
振り返り
良かった点
・POVという目の付け所が個人的にナイス
・作品の中で明確なルールPOVと客観的なカット。
・キャスティング(班の中でだけど)
・カフェでの店員いない??ってなった主観ショット
・タイトルがおしゃれ!
・班員に恵まれた
・愛知(愛を知らない)を文脈上で暗示した
残念なところと改善
・編集のとき別のカメラワーク欲しいな〜とかなんでこっから撮ったんや〜が多発した。絵コンテと撮影の乖離
→経験がないと言えばそれまでだけどそれで終わらしたらだめよだめ
・音撮れてないところあり→なんで撮ってなかったんや
・新人映画祭に間に合わないと知り気持ちを切らしてしまったこと。これはかなりの反省でそれは監督失格…ってなった